10月3日(水)、SHIZENヨガスタジオ・ディレクター、ドミニカ・芹ヶ野先生による
「プロップスを使ってティーチングスキルアップ」 ワークショップ vol.1が
スタジオヨギーTOKYOスタジオ で開催されました。
10月から12月まで、月2回、全6回で開催されるこのワークショップでは、
【観察力】・【ポーズの適応力】・【アジャストメント力】の3つのスキルを
三角のポーズ(Trikonasana)や、ダウンドッグ(Adho Mukha Savasana)など
基本の18ポーズを通して、学習していきます。
16名のヨガインストラクターの皆さまをお迎えし、ワークショップSTARTです♪
~本日のMENU:【怠けた脚を強化する立位】~
・ウッティタ・トゥリコーナ・アーサナ(三角のポーズ)
・パルズボゥッターナ・アーサナ(後ろ合掌前屈のポーズ)
・パリヴルッタ・トゥリコーナ・アーサナ(ねじった三角のポーズ)
まずは、二大ポピュラープロップスのヨガブロック・ヨガベルトを使って、
ポーズを適応(ADAPT)することから始めていきます。
ベルトを使った【方向付け】のためのアジャストメントや、
生徒さんに触れるアジャストメントにもトライします。
「効果的なアジャストメントは、最初の1回だけ。2回、3回と触ると、印象が薄まりますよ。」とドミニカ先生。
あれも、これも、ここも・・・!!と 直したくなるポイントが沢山あったとしたら・・・?
「ポーズは生徒自身のためのもの。先生が代わりにしてあげたり、
プロップスに依存させても、生徒さんのためになりません!」とキッパリのドミニカ先生。
指導もプロップスも方向性を示し、生徒さんの気づきを育む(EDUCATE)ためのもの、
と肝に銘じた瞬間でした。
このシリーズを通して、もっともスキルアップが期待できるのが、
ポーズの適応・アジャストメントに置いて、最優先事項を決定&実行するための【観察力】。
「ポーズを見るときに、どういった修正が必要かではなく、
なぜそういう風になってしまっているのかを、考える癖をつけましょう。」 とドミニカ先生。
“こういう体型の人はこうポーズが崩れやすい”
“ここの筋肉が使えていないとこうなりやすい” など、
ポーズの成り立ちや体型の違いによる傾向とその対策など、
ティーチングに関するエッセンスが、ぎゅーと詰まったお話に、
参加者の皆さんからも、一言たりとも聞き逃せない!という熱意がひしひしと、伝わってきました。
そして、3時間は、あっという間に過ぎていきました
最後は束の間のシャヴァ・アーサナで、高揚した気分を落ち着かせてから、ワークショップ終了◎
次回は10月24日(水) 13時~
vol.2 MENU 【肩周りを解きほぐす立位】
・アルダ・ウッタナーサナ(半分の立位前屈)
・アド・ムカ・ヴィラーサナ(下を向いた英雄のポーズ)
・アド・ムカ・シュワナー・アーサナ(下を向いた犬のポーズ)
☆サンドバッグ&ブランケットも登場します☆
指導者の課題のひとつ、ダウンドッグポーズの指導を学びます。
終わったらすぐ、レッスンに取り入れたくなること間違いナシ、です。
どうぞ、お楽しみに☆