「マインドフルネス(瞑想)」
最近、よく聞かれるようになりましたが、マインドフルネスとは何か、自分の中に、明確な定義があり、腑に落ちた説明ができる人はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
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ジャネット・ラウ先生にとってのマインドフルネスについて、先生はこうおっしゃっています。
「頭に浮かぶ思考や口に出す言葉を意識し、思慮深く行動することが、わたしにとってのマインドフルネス。
自分とはこういう人であると決めつけることなく、“あるがまま”を受容すること。」
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ノーベル平和賞候補者に選出された経験を持つ禅僧、ティック・ナット・ハンを瞑想の師に、そして陰ヨガの第一人者であるポール・グリリーを陰ヨガの師に持つ、ジャネット・ラウ先生をお迎えし、マインドフルネスについて体感し、学んでいく2日間のワークショップを開催しています。
3月1日(水)、初日の様子をご紹介します。
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今回のワークショップでは、
陰ヨガの実践
座って行うメディテーション
マインドフルネス セッション
の3つを通して、マインドフルネスとは何か、という基礎プラクティスから、探究・実践へとつなぎ、マインドフルネスを暮らしの中に取り入れていくヒントを学んでいきます。
”学ぶ”といっても、先生がホワイトボードを使って、講義をするものとは全く異なります。
「思考や知識よりも、体感する(感情/FEELING)が最も強い変化をもたらす」とジャネット先生がおっしゃるように、プラクティス、テクニックの実践等通して、身体が感じることを経験していくことから、学びを深めていきました。
陰ヨガのプラクティスでは特に、ポーズから出る時の変化にも目を向けること、ポーズから出た後の余韻もじっくりと味わうこと、を行いました。
「動きを穏やか、緩やかにすることで、思考も調和を保とうとするようになっていく。」
と、ジャネット先生。
1つ1つの動作においても、思考においても、ついつい”習慣”で無意識に動いてしまいがちな点を、丁寧に見つめ直していく作業から、体感していきました。
メディテーションでは、
「気付いたら、呼吸に意識を戻していく」
ことを、呼吸のポイント、テクニック、身体の使い方を変えながら体感していきました。
瞑想というと、
とにかく何も考えてはいけない。
集中しなければいけない。
と考えてしまい、それができていない自分を否定してしまいがち。
その考えに固執せず、「気付いたら、呼吸に戻ってくれば大丈夫」くらいの気持ちで呼吸をしていると、EASY(簡単)でしょ!と先生からのアドバイスもありました。
その呼吸とメディテーションの中から、集中することのトレーニングはもちろんですが、無償の愛を感じること、をジャネット先生は重ねて説いてくださいました。
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ジャネット先生のアドバイスや言葉は、どれも先生が経験・体感したことからかみくだかれて出てくるものばかりで、すーっと心に入ってきました。
このレポートに書ききれないのが、とても残念です!
明日は、「マインドフルネスの実践と探求/テーマ:感情の性質を知る」
をテーマに、感情の扱い方を学んでいきます。
明日のレポートも、お楽しみに♪