「ある程度の高さと、どっしりした質感が同時に得られる便利なプロップだから。」

ボルスターを使う10の理由。

セトゥバンダ・サルヴァンガーサナ
Setubandha Sarvangasana

【理由その10】ヤスシ 先生(studio yoggy)

リストラティヴ・ポーズではボルスターを重宝しますが、今回はセトゥバンダ・サルヴァンガーサナ(Setubandha Sarvangasana)での使い方をご紹介します。

ヨガマットを敷いたうえにボルスター(ひとつまたは2つ)を置きます。ボルスターに座った状態から肩甲骨の下角辺りがボルスターの上部の角にあたるように仰向けになり、胸が充分開いた状態で両肩がマットにおりるようにします。

写真ではボルスターを贅沢に2つ使っていますが、足裏が壁につくようにし、踵があたる部分をブロックで支えるとボルスターはひとつでも可能です。どちらの場合でも膝から下をベルトで結わえておくと、脚が安定しやすいですね。肩が床に降りにくい場合は、厚めのブランケットを肩と頭部の下に敷いて「床を高く」します。

セトゥバンダ・サルヴァンガーサナだと、頭部が胸部より低くなる逆転の要素と共に胸も開いたままの状態を保つことが容易です。胸を充分に開いた状態で呼吸も改善され、さらに内観的な要素もあります。頚椎に問題を抱えていたり、胸部を開くことが困難な方にもお勧めのポーズです。

個人的ですが、長時間のフライトの後に身体と時間のリズムを調整する必要があることが多いので、このポーズに限らずリストラティヴ全般のポーズは必要と感じることが多いですね。僕のリストラティヴのクラスでは必ず入れるポーズのひとつです。

セトゥバンダ・サルヴァンガーサナ
セトゥバンダ・サルヴァンガーサナモデル:キミ(スタジオ・ヨギー スクールディレクター)

INFO

ヤスシスタジオ・ヨギー エグゼクティブ・ディレクターであり、アヌサラヨガ正式認定指導者。
1987年、ダンス留学でNYに移住。90年からはダンスのキャリアと並行してヨガの勉強をはじめる。97年にアヌサラヨガに出会ってからはアヌサラヨガ・スタジオにてティーチャートレーニングを終了。アヌサラヨガ創始者ジョン・フレンド氏によるセラピートレーニング、ティーチャートレーニング各種を受講。2004年、スタジオ・ヨギーエグゼクティブ・ディレクターに就任後は、クラス、WSの他に世界基準に沿ったアヌサラトレーニングを担当。
studio yoggy(銀座スタジオ)

東京都中央区銀座2-7-18 藤田ビル4F >> map
TEL:03-5159-7159
studio yoggy銀座駅A13出口より徒歩3分。銀座一丁目駅からも徒歩1分の便利なスタジオです。銀座・中央通り沿いと都会の真ん中にありながら静かで落ち着く空間で、アットホームにお迎えしています。初心者から上級者まで楽しめる多彩なクラス構成で、あなたに合ったクラスがきっと見つかります。(全国にスタジオあり)

studio yoggyで受けられるボルスターを使ったレッスン

リストラティブ 隔週金曜日@銀座スタジオ 20:15~21:45 ユカリ先生
(他のスタジオでも随時開催されています。)
※ スタジオ場所やレッスン内容は掲載時(2009年10月現在)のものです。サイト・お電話などで最新情報をお確かめの上、お立ち寄りください。