こんにちは。ヨガワークスです。
9月13日(火)~9月16日(金)までの4日間で開催された、
日本初開催の「陰ヨガアドバンス」指導者養成講座の様子を、ご紹介いたします。
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まずは、ご参加頂きました皆さま、そして会場をお借りしましたリロの会議室の皆さま、
本当にありがとうございました。
陰ヨガの基礎知識、解剖学やポーズを学んでいく「ゆだねるヨガ、陰ヨガ」を昨年開催してから1年、
今年は、「陰ヨガアドバンス」と名付けた、指導者向けの講座を開催できました。
世界中をトラベルし続けるジョー・バーネット先生を再び日本にお招きし、この講座を開催できたことは、
本当に幸運であり、運命でもあり、ジョー先生、そしてお越し頂き、一緒にクラスを作り上げて下さった皆さまに心より感謝申し上げます。
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人体模型 「ノーム君」を囲んでの座学の様子
ジョー先生の講座は、いつも柔らかく、静かに始まっていきます。
「陰と陽」、という言葉からは、陰がマイナス・ネガティブ、陽がプラス・ポジティブのように捉えられがちですが、
クラスに広がる陰のエネルギーは、とても静かで、安定していて、温かくて、ほっこりと笑顔になる。
そして、誰もがジョー先生のファンになってしまうんです。
すべての骨には個体差(個性)がある、という理解を深めていきます
ジョー先生の指導の特徴の1つは、
「同じことを何度も言う、言わせる、実践する、体感する」
というところではないかな、と思いました。
そして、ジョー先生はおっしゃいました。
「僕の質問が退屈だな(また同じことの繰り返しだな)と思ったら、それは正解。理解している証拠だから。」
講座やWSを受けて、新しいコトを知って、早くこれを生徒さんに教えたい、クラスで使いたい、と思いますよね。
それで、クラスでやってみると、
「あれ?これって何だっけ?どうだっけ?」
「この場合(この生徒さん)にはどうすればいいの?」
って、新たな疑問がわいてくること、よくありませんか?
それは、知識が実践できるまでに府に落ちていないから、かも知れません。
そしてジョー先生は、そのことを知っているのかもしれません。
そして、繰り返すこと、念をおすこと、確認すること、生徒に聞くこと。
陰ヨガのこと、解剖学のこと以上に、指導者のありかたそのもの、を、身を持って伝えて下さいました。
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1つ1つのポーズについて、解剖学的視点、そして個性を丁寧に見ていきました
生徒がポーズに入った時、「全然感じません、効いてないかも」
と生徒さんが言ったら、どう答えますか?
ジョー先生のアドバイスは、
「しばらくポーズにいて、余韻の時に感じるか待ちましょう」
でした。
その他、「このポーズはここに効かせたいのですが、効いていますか?」
というお声掛けもありですが、ここの部位に効くはず、という先入観を与えずに
「どのように感じますか?ヒザは?鼠蹊部は?足首は?」
と1つ1つ聞いてあげて、
生徒さんにとって一番快適なポーズを見つけてあげることも大切、
とおっしゃっていました。
そして、「(手で押して)深めてみますか?」
という言葉より
「深めたかったらおっしゃって下さいね」
という言葉を。
1つ1つの言葉の与える印象、生徒さんへのお声掛けにも、愛が溢れていました。
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陰ヨガの世界的権威である、ポール・グリリー先生に10年以上、第一アシスタントとして指導者養成講座等の
サポートをされているジョー先生。
生徒さんからの質問や、ポール先生の教えをさらに噛み砕いて、生徒さんに伝えている、と聞いています。
その経験から、「どうしたら実践につながる知識になるのか」、「どう伝えたら、理解につながるのか」が
本当によくご存知でいらっしゃるのではないか、と思いました。
陰ヨガアドバンスを卒業された皆さま!先生へのメッセージも、ありがとうございました♪
そして、来年もまた、日本に来て頂けたら嬉しいですね♪
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講座の様子、そして陰ヨガに関する情報交換をするFacebookグループをオープンしています。
ぜひjoinして、来年のジョー先生の講座も、お見逃しのないよう、チェックしてくださいね☆
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