「よりリストラティブなヨガプラクティスを促す方法のひとつだから。」

ボルスターを使う10の理由。

サランバ・マツヤ・アーサナ
Salamba Matsyasana / Supported Fish Pose

【理由その6】パトリック・オアンシア 先生(YogaJaya)

ボルスターを使ったマツヤ・アーサナは、リラックスした状態で腰椎をやさしく開くことができるので、骨盤周辺に均等なバランスをもたらしてくれます。ヨガプラクティスのスタート、またはフィニッシュポーズとしておすすめのポーズです。リラックスしたいときは。このポーズだけを、単体で行うのも快適です。

★ヒント
・仰向けになる前に座った状態でボルスターが背中にピッタリくっついていることを確認しましょう。
・ポーズ中にボルスターが仙骨から離れて行かず、快適にポーズをキープできるでしょう。
・仰向けになった際に反りすぎた様な違和感がある人は、ブランケットを1~2回折り畳んで肩甲骨の後ろにあてます。 慣れてきたら徐々にブランケットなしでトライしてみましょう。

★バリエーション
・腕は写真の様に頭の上に真っ直ぐと伸ばすほか、頭の上で腕を組む、または、ボルスターの上、腰の横に添えておく等のバリエーションがあります。
・腰の柔軟性に自信のある方は、ボルスターの下に幅の狭いブロックを配置して角度を調節してみましょう。
・その際にボルスターとブロックの面を平行にして仰向けになった際に安定することを確認しましょう。

サランバ・マツヤ・アーサナ


INFO

パトリック・オアンシアヨガジャヤのディレクター。96年よりヨガに深く身をおいてきた。世界を渡り歩き上級者集中ワークショップやトレーニングで常に知識を深め、多様なハタヨガアサナ(アイアンガー、シバナンダ、アシュタンガ)に加え、身体的プラクティスにとどまらないラージャヨガの八支則を極めてきた。10年以上ヨガ、哲学、社会学、環境を現代的ライフタイルの側面から研究。ヨガライフスタイルの現代的解釈を基にカリキュラム開発や随筆活動を行い、世界中でワークショップやリトリートを開催、インターナショナル・ティーチャートレーニングのディレクター兼開催者。また音楽プロダクション、パフォーマンス、作曲、DJ、デザイン、と多義に渡って活躍している。現在の拠点は日本と欧州。