私たちを楽しませてくれた桜も、葉桜へと変わり始めた4月9日、

スタジオ・ヨギーTOKYOにて6年目を迎えるプロップスを使ってティーチングスキルアップ

シリーズワークショップのvol.1を開催しました。

毎回、ヨガへの情熱を共有する楽しい仲間との出会いに恵まれるこのシリーズ。

初回は13名でスタート。隅々まで目が届く贅沢なサイズではないでしょうか。

レッスン中のご質問を交えながら、vol1のレポートをお届けします。

~vol.1 怠けた脚を強化する立位~

ウティタ・トゥリコーナ・アーサナ

パールシュヴォッターナ・アーサナ

パリヴルッタ・トゥリコーナ・アーサナ

ウティタ・トゥリコーナ・アーサナ

観察ポイントまずを一通りおさらいしたら、自分のポーズを体感するところから、始まりました。

柔軟性や、過伸展の対処方法、働かせるべき筋肉を含めた脚の使い方、背骨の伸び、エネルギーの方向性など、1つ1つ確認していきました。

ブロックに足裏の付け根をおくポーズの適応方法は、過伸展で脛骨を押すように前屈しようとする人にはとてもキツイ筈とドミニカ先生。

質問: 「膝の向きを足先と同じにしようとすると、親指の付け根が浮いてきます。どうしたらいいですか?」

ドミニカ先生のアドバイス:足指の付け根は均等にブロック(または床)を押しているのが理想です。跳ね上がる力によって、鼠蹊部までエネルギーが伝わります。

このワークショップでは、さまざまな場所でヨガを教えている皆さんがいるので、「壁」がない想定で進めていますが、壁があれば壁を使って意識づけをしてみてください。

そして、アジャストメントに関する質問も。

質問「すこし手で触り辛い箇所ですが、男性へのアジャストはどうしたらいいですか?」

ドミニカ先生のアドバイスは、「手を触れるアジャストは、とてもパーソナルです。生徒との信頼関係も大事ですし、特に女性のインストラクターが男性生徒にハンズオンのアジャストをするのも、気を使う点です。私は男性の生徒には、ベルトを使っています」

シニアへの指導について、「ポーズの深さ=前屈の深さ」だと思い込んでませんか?

と疑問を投げかけたドミニカ先生が見せてくれた、椅子を使ったパリヴルッタ・トゥリコーナ・アーサナ。

高い位置でポーズをとっていても、背骨が伸び、胸が開けば、エネルギーは上昇します。

シニアはもちろん男性にも効果がありそうですね。

インストラクターにとっては、柔軟性よりも「安定性」を養うことが最大の課題というドミニカ先生。

皆さん、普段使っていない膝の持ち上げワークを行い、明日筋肉痛になりそう!という声も(笑)

皆さま、お疲れ様でした!

 

知識や経験をあますところなくシェアしてくださるドミニカ先生、

通訳のTOMO先生、アシスタントのムツコ先生、ありがとうございました。

次回4月23日のテーマは、Vol.2「肩こりをほぐす立位」もどうぞお楽しみに。

そしてワークショップ後に行われた雑誌ヨガジャーナルの撮影会。

5月発売号のヨガジャーナルもお楽しみに♪

プロップスを使ってティーチングスキルアップ では、6回は来られないけれど学びたい!

という方のために、お好きな回を選んで受講いただける2回券を期間限定でご用意しました。

お問い合わせはworkshop@yogaworks.jp まで。