前日の雨天とは打って変わっていいお天気に恵まれた4月23日、スタジオ・ヨギーTOKYOにて
プロップスを使ってティーチングスキルアップシリーズワークショップのvol.2を開催しました。
~vol.2 肩周りを解きほぐす立位~
アルダ・ウッターナーサナ
アド・ムカ・ヴィラーサナ
アド・ムカ・シュワーナ・アーサナ
ワークショップはドミニカ先生のこの言葉よりスタート。
Instruction is detail.
ー指導には、詳細が必要ですー
ドミニカ先生が教えてくださる知識は、ヨガのアーサナについてはもちろん、筋肉・骨格・個々の身体に違いや
日本人の身体の特徴、そして精神面の話やヨガ哲学、現代に生きる人々の生活習慣や食生活などなど、多岐にわたります。
その広大な知識を生かした、生徒ひとり一人に合ったインストラクションを
「わかりやすく」「具体的に」「詳細まで」伝えていかなくてはいけない、という、とても重みのある言葉でした。
そして、そのインストラクションを伝えるには、まず「観察」。ということで、壁に足を上げる、一見簡単なポーズから
たくさんの観察ポイントをチェックしていきました。
「ポーズをとる際に、目だけを使わないで」とドミニカ先生。
生徒さんのポーズのアジャストを観察するとき、そこに見えているものだけでなく
その生徒さんが感じている内側の意識も見ることが大事ということ、まさにヨガですね。
また、「1touch, 1 verbal(1回の手のアジャスト、1回の言葉でのアジャスト)」とペアワーク前にドミニカ先生。
ここだ!というポイントを見極め、そこをまずはアジャストして完璧にすることが大事とのこと。
そんな言葉に、最初はアジャストをためらわれている姿も見受けれましたが、
ペアワークを進めるうちに、生徒役の皆さんのポーズがみるみる変わっていきました。
↑ 寒い時期には、ブランケットの上にサンドバッグを。 砂の冷たさにも心配り◎
最後はサンドバックを使っての"デザートポーズ”、アド・ムカ・ヴィラーサナ。
ひざに怪我がある人には? 足首が硬い人には?と、クラスでよく見かける生徒さんのボディタイプ別に
合わせたバリエーションもたくさん学びました。
皆さま、積極的にご参加いただき、ありがとうございました。お疲れ様でした!
シークエンスの組み方や指導の際の重要点、インストラクターの
素朴な疑問にも熱心にお答えいただきドミニカ先生、ありがとうございました。
通訳のミキコ先生、アシスタントのムツコ先生、ヨシコ先生、本日もご協力ありがとうございました。
次回5月7日のテーマは、Vol.3「前屈に学ぶ背骨と骨盤の関係性」もどうぞお楽しみに。